2018年度
2018年度のプロジェクトについて
第25回目となる2018年度は、朝日新聞映像報道部とのジョイント展を開催しました。新聞社との共催は、2009年度の東京新聞と毎日新聞とのジョイント展以来、2度目になります。
朝日新聞では、2015年4月より「Photo Story」と題する記事が、カラー写真に解説文を付けて夕刊1面で連載されています(原則として金曜日)。毎回、1枚の写真を通して人々が織りなす様々な「物語」が紡ぎ出されています。私たちは、2018年6月までに掲載されたこのシリーズの100点近い記事の中から、私たちが研究の主対象に据えている「東京性」が見出された18点を厳選し、それらと当ゼミがこれまでに発表してきた532点の過去作品の中から何かしらの関連性が見出された18点の作品とを一対にして、展示発表しました。勿論、朝日新聞の記事と後藤ゼミの作品をそのまま並べて展示したわけではありません。2つの写真を組み合わせることによって、そこから一体いかなる新テーマが浮かび上がってくるのか。ゼミでは、その点に焦点をあてて議論を何度も何度も積み重ねました。また、ゼミ生が、実際に撮影された現場に赴いて調査を実施し、担当した朝日新聞の記者に取材も行って、写真に写り込んでいる社会現象の背景や東京性を探究しました。こうして、両者をつなぎ合わせるタイトルと100字程度の解説文を新たに作り上げて、展示発表したのです。
両方の「写真に写り込んでいる社会現象」を読み解くと、どんなことが見えてくるのでしょう。思考をめぐらせて、「見えにくい社会のプロセスや構造の可視化と可知化」を少しでも体感していただくことができれば幸いです。
<御礼>外山俊樹さんをはじめ、お力添えいただいた朝日新聞映像報道部の皆さまに厚く御礼致します。
朝日新聞では、2015年4月より「Photo Story」と題する記事が、カラー写真に解説文を付けて夕刊1面で連載されています(原則として金曜日)。毎回、1枚の写真を通して人々が織りなす様々な「物語」が紡ぎ出されています。私たちは、2018年6月までに掲載されたこのシリーズの100点近い記事の中から、私たちが研究の主対象に据えている「東京性」が見出された18点を厳選し、それらと当ゼミがこれまでに発表してきた532点の過去作品の中から何かしらの関連性が見出された18点の作品とを一対にして、展示発表しました。勿論、朝日新聞の記事と後藤ゼミの作品をそのまま並べて展示したわけではありません。2つの写真を組み合わせることによって、そこから一体いかなる新テーマが浮かび上がってくるのか。ゼミでは、その点に焦点をあてて議論を何度も何度も積み重ねました。また、ゼミ生が、実際に撮影された現場に赴いて調査を実施し、担当した朝日新聞の記者に取材も行って、写真に写り込んでいる社会現象の背景や東京性を探究しました。こうして、両者をつなぎ合わせるタイトルと100字程度の解説文を新たに作り上げて、展示発表したのです。
両方の「写真に写り込んでいる社会現象」を読み解くと、どんなことが見えてくるのでしょう。思考をめぐらせて、「見えにくい社会のプロセスや構造の可視化と可知化」を少しでも体感していただくことができれば幸いです。
<御礼>外山俊樹さんをはじめ、お力添えいただいた朝日新聞映像報道部の皆さまに厚く御礼致します。
2018年度作品の構成について
全部で18組の作品ページは、以下のような三段構成になっています。
タイトルと解説文は後藤ゼミナールによる
Photo Story 朝日新聞映像報道部の記事
後藤ゼミナール過去作品