27.おしゃれでカッコイイ街歩き ―ベビーカーのファッションアイテム化―

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 恵比寿ガーデンプレイスで、一人の母親が日本でもブレイクしつつある三輪ベビーカーを押している。このベビーカーは、アメリカで「子供と一緒にジョギングを楽しめたら」との願いから開発・製品化されたもので、空気入りの大きめのタイヤと後部のサスペンションが衝撃を吸収し安定性も高いので、でこぼこ道、砂利道、山道、砂浜、石畳などどこででも使う事ができる。この母親が押しているのは米国Baby Jogger社製で、タイヤサイズ12インチ(30cm)のハンドブレーキを搭載した最新タイプ。値段は52,000円もする。
 輸入販売業者の話では、欧米ではジョギングなどを楽しむために20インチや16インチが売れ筋だが、日本ではもっぱら散歩用に12インチのものを購入する人が多く、しかも東京と神奈川で特に売れているという。「見た目の良さ」と「新しさ」。おしゃれで経済力もあるヤングミセスは、ベビーカーだってファッションアイテムに変えてしまう。
写真原作者:日本大学3年 時田昌彦
2001年7月18日(水)
恵比寿ガーデンプレイス(渋谷区恵比寿)にて撮影

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