14.東京新聞 攻防

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 「ウの目タカの目」の前者ウがこの光景をつくりだした。
 墨田区の大横川親水公園は延々一・八キロも続く細長い形。水害対策として川を埋め立て公園としたからだ。一画に長さ百三十メートル、幅八メートルの魚つり場がある。年間一万人前後が、都会の太公望となりコイ、ヘラブナ釣りを楽しむ。
 ところが利用者から「ウが魚を食べて釣れなくなる」。
 空中から「ウの目」で狙いを定め一気に急降下。エサ場とみたか、頻繁に現れ、同区道路公園課は「平成十一年ごろ池に網をかけた」と話す。
写真撮影者:笠原和則
掲載日:2009年4月15日

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