29.毎日新聞 豪徳寺

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 所狭しと並ぶ大小の招き猫。世田谷区の豪徳寺(豪徳寺2丁目)で、境内の招猫堂に奉納された猫が温和な表情で参拝客をなごませる。
江戸時代。斜陽の寺にいた白猫が、通りがかった彦根藩当主・井伊直孝を招き入れた。そのおかげで井伊家の菩提寺として復興したとの言い伝えから、招き猫発祥の地とされる。
福を招き、無事に務めを果たした猫たち。「数は以前通り」という。世知辛い世の中でも、福の数は変わらぬようだ。
写真撮影者:前谷宏
掲載日:2008年4月13日(日)

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