2.京急品川駅の1番線ホーム―羽田空港に向かう人々を導く4色の枠―

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 京急品川駅は、1)京急本線の一大ターミナルなのに 2番線しかない。品川発の電車は、京急蒲田駅で2)(羽田)空港線、京急川崎駅で3)大師線、金沢八景駅で4)逗子線、堀ノ内駅で5)久里浜線に分岐する。全路線に走る普通以外に、エアポート急行、特急、快特、エアポート快特の電車が走る。本線は、1)-5)方面とは逆側に隣接する泉岳寺駅を介して、6)都営浅草線・京成線・北総線と相互乗入れも行っており、非常に複雑な路線と運行になっている。
 写真に写る1番線ホームには 1)-5)と6)の下り電車、2番線ホームには上り電車が絶え間なく発着する。通勤・通学等で日常的に利用する人はともかく、そうでない人には実に分かりにくい。そこで京急は、行き先と電車を色(赤・青・緑・黒の枠)で区別しているのだ。
 私たちが10月20日(金)の7-9時に調査を行ったところ、青枠(羽田空港行きの全ての列車)に並ぶ人が最も多く、その内8割弱がスーツケースを持っていた。京急品川駅1番線ホームで整列乗車用に色分けされた枠は、主に羽田空港に行こうとする非日常的な(時々や初めての)利用客を誘導するためになされているものだったのだ。

写真撮影者:日本大学3年等々力馨斗
2023年1月12日(木)7時39分
京急電鉄品川駅構内(東京都品川区高輪3-26-26)にて撮影

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