28.会社帰りにドドン♪と開放! ―癒しの場としてのゲーセン―

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 平日の夜8時頃の池袋駅近くのゲームセンター。スーツを着た帰宅途中と思われるサラリーマンの姿が目に入る。全日本アミューズメント施設営業者協会連合会が、全国のゲーセン利用者15,685名を対象に1999年11月に実施した「ゲームセンター利用者調査」によると、サラリーマンなどの有職者(アルバイトやフリーターを除く)が24.8%を占め、また年齢別に見ると10歳代(39.9%)に次いで20歳代(32.7%)が多かった(30歳代は12.8%)。
 東京ではどうなのだろう? 私たちが調べたところ、新宿駅と池袋駅周辺では18店と15店ものゲーセンが存在し、郊外の調布駅と和光市駅周辺では3店と1店にすぎなかった。9月25日(水)の夜7時からの1時間に来店したスーツ姿の男性をそれぞれ1‐2店で調査すると、やはり都心部のゲーセンでその数が圧倒的に多かった。仕事帰りにフラッと立ち寄って、仕事や人間関係で疲労した心身を癒すサラリーマンの姿が浮かび上がる。
 電脳太鼓のリズムは、緊張からの解放を促すマッサージ効果を持っているかのようだ。
写真原作者:日本大学2年 梶山剛志
2002年6月14日(金) 午後8時頃
池袋駅東口のゲームセンター(豊島区東池袋)にて撮影

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