5.外国人向け商売と24時間営業 ―ここでも進む東京集中!―

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 お馴染みのディスカウント・ショップの看板の右下に「免税・DUTY FREE」の旗が掲げられ、手前には欧米系の客が買い物を終えて一休みしている。
 ドン.キホーテは、免税対応品の拡大、多言語による表示、中国人向け決済サービスなど、外国人観光客への対応を2008年7月より一段と強め、外国人が多数訪れる新宿・六本木・上野・銀座・渋谷・池袋・秋葉原など東京都心部の店舗で特に力を注いでいる。
 私たちが新宿東口店と渋谷店で、19人の外国人(韓国8、その他のアジア4、欧米7)にインタビューしたところ、ドンキを事前に知っていた者(口コミやネットやガイドブック等による)が11名を占めた。デジカメやDVDプレイヤーなどの家電製品が人気だが、パンダの着ぐるみやドラゴンボールのコスプレ衣装を買い求める客もいた。
 159店舗中、年中無休・24時間営業が国内に9店舗、そのうち8店が23区内にあり、外国人向け商売を強化する店舗とほぼ重なる。つまり、東京一極に偏っているのである。
写真撮影者:日本大学3年 伊藤 しおり
2008年8月28日(月)15時37分
「ドン.キホーテ」渋谷店(渋谷区道玄坂2丁目)にて撮影

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